リサイクル豆知識

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沖縄紙業でのリサイクルについて
ちょっとためになる豆知識
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リサイクルのワンポイントアドバイス

スムーズなリサイクルのためのちょっとひと手間、ちょっとひと工夫。

ここではリサイクルの際のちょっとしたヒントやちょっと気を付けてほしいこと。もしかしたらちょっとお得になるかもしれないちょっとなワンポイントを動画などで分かりやすく説明します。

  • 通販などで溜まってきた段ボールって形や大きさもさまざま。車に積もうにも何だかバラバラになりやすいですよね。案外あたりまえのワンポイント。

  • 新聞って家庭や職場でいつの間にか溜まってる代表でもありますよね。これもできればやってほしいワンポイントがあるんです。

  • オフィスで出てくる書類もお持ちになるときにちょっと気を付けてほしいワンポイント。

  • お車での持ち込みの時に気を付けていただきたいこととお願いのワンポイント

リサイクルにまつわる豆知識
古紙のまとめ方
実はさらに分別されている
古紙の分別については新聞・雑誌・段ボール・模造紙・シュレッダー済みの用紙などに分類をお願いしておりますが、実は資源としてリサイクルさせるためには、さらなる分類が必要なのです。
みなさんが束ねるのに使っている「ビニールのひも」これは資源としては再生するのに不純物となってしまいます。理想を言えば紙ひもを使っていただいた方が良いのですが、箱やコンテナに入れて開けていただけると、こちらの分別のひと手間がはぶけます。
むろん通常はこちらでしっかりと分別していますが、よりリサイクルを円滑に進めていくために、その辺にもちょっと気を配っていただくとまたひとつリサイクルが進化することでしょう。
段ボールの構造
同じ段ボールでも強度が違うのはなぜなんだ?
段ボールの構造は表の化粧紙と裏の化粧紙。これはいろいろ色が合ったり印刷されてますよね。じつは大事なのは真ん中の波状の部分なんです。
ここの曲げの細かさや正確さなどによって段ボールの強度は決まって来ます。ピシッと作られた段ボール箱はどんどん積み上げていっても形が崩れることはほとんどありません。
現在いろんな国で作られる段ボールが流通していますが、国産の段ボールはこの波の細かさ、正確さによって抜群の強度を得ているのです。
古紙リサイクルの秘密
なぜシュレッダー済みは別にするのか
古紙を再生するということは紙に含まれるパルプを再構築するということ。紙は木の繊維を利用して平たんに漉いたものです。
古紙のリサイクルの場合この紙の中から再び繊維を取り出して新たに紙を作っています。ところがシュレッダーにかけた紙は向きにもよりますがこの繊維を裁断していますから再生が難しくなってしま志ます。
とくに最近オフィスなどで見かけるより細かく粉砕するタイプのシュレッダーにかけられたものはほとんど再生することが難しくなってしまうのです。
機密保持用のシュレッダーの秘密
何が違うんだろ?
今やオフィスにシュレッダーは欠かせませんね。でもさらに機密の保持を考えるとさらに専用のシュレッダーがあるんです。いったい何が違うんでしょうね。
一般の機密重視のタイプのシュレッダーの場合、より細かく粉砕することによって文書を復元することをより困難にしています。ところが、先ほど説明したようにそれでは再生資源としての活用ができなくなってしますのです。
沖縄紙業の機密保持書類用の特殊シュレッダーは、細かく粉砕するわけではなくむしろ若干大きめながら紙をちぎるように細かくしてゆきます。
ちぎることにより破断面を突き合わせて文書を再生することはより困難になる上に、その繊維をいたずらに細かくすることもないので再生資源としての活用も望めるわけですね。
リサイクルにまつわる豆知識
収集車のひみつ
実はこんなにすごいやつ
街でも時々見かけるごみ収集車(パッカー車)後ろに積んでる箱はただの箱じゃない!
その中には紙を圧縮するための装置が付いていて様々な紙類を2トンも積み込めちゃうんです。
2トンと言えば自家用のワンボックス車ぐらいの重さですから、紙だって量が増えると相当な重さになるんですね。
プレス機のひみつ
ワイヤー掛けまでするすごいやつ
収集車に圧縮する装置が付いていると書きましたが、こちらのプレス機は紙をギューッと圧縮して1トンのカタマリにしてしまいます。
1トンの立方体にするのは運んだり、保管したりするのに今のところそれがベストバランスだからです。馬力換算で120-130馬力でグーっとプレスを掛けます。
少しづつレーンから押し出していって既定の大きさになると自動でワイヤでぎゅっと縛ってくれます。
フォークリフトのひみつ
カギはブレードのカタチ
1トンもある古紙のカタマリを軽々と抱えて工場内をところ狭しと走り回るフォークリフト。
普通は木のパレットに乗せたものをパレットごと下から持ち上げて運びますね。この古紙のカタマリを運んでいるのはベールクランプと言って直接モノを挟んで運びます。プレスされた紙類を運ぶのに都合よく作られているわけです。
そのほかにも沖縄紙業内ではバケットを付けたタイプなども活躍していますよ。
どのくらいの古紙がリサイクルされてるの?

全体の古紙回収率は、2019年で約79.5%で、これは世界平均を大きく上回っておりいます。(2018年の世界平均の回収率は約59.3%)

紙や段ボールなどに古紙が製紙原料として利用されている割合は、約64.4%となっています。これは様々な技術革新をはじめ、一般的にリサイクルに対する意識が向上してことも影響していると思われます。回収された古紙はその80%を国内で資源の知りようとして消費していますが、20%ほどは輸出され海外で消費されているのです。